投稿日:2020年07月06日/更新日:2023年12月06日
持続可能な開発目標「SDGs(エス・ディー・ジーズ)」とは
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SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。
もともと、SDGsは2001年に策定されたMDGs(エム・ディー・ジーズ)「Millennium Development Goals(ミレニアム開発目標)」を基盤に作られています。
MDGsは全ての目標を達成することはできなかったため「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に引き継がれ、2015年9月の国連サミットで採択され今に至ります。
SDGsは開発途上国だけではなく、地球全体の問題として先進国でも積極的に取り組まなければならない目標であり、地球上の「誰一人取り残さない」ことを誓っています。
2015年までに達成するとして掲げられたMDGs(ミレニアム開発目標)は下記の通りです。
- 極度の貧困と飢餓の撲滅
- 初等教育の完全普及の達成
- ジェンダー平等推進と女性の地位向上
- 乳幼児死亡率の削減
- 妊産婦の健康の改善
- HIV/エイズ、マラリア、その他の疾病の蔓延の防止
- 環境の持続可能性確保
- 開発のためのグローバルなパートナーシップの推進
Contents
SDGs(持続可能な開発目標)
目標は17個。
それぞれのターゲット数は169にもなります。
- 目標1:貧困をなくそう
- 目標2:飢餓をゼロ
- 目標3:すべての人に健康と福祉を
- 目標4:質の高い教育をみんなに
- 目標5:ジェンダー平等を実現しよう
- 目標6:安全な水とトイレを世界中に
- 目標7:エネルギーをみんなに そしてクリーンに
- 目標8:働きがいも経済成長も
- 目標9:産業と技術革新の基盤をつくろう
- 目標10:人や国の不平等をなくそう
- 目標11:住み続けられるまちづくりを
- 目標12:つくる責任 つかう責任
- 目標13:気候変動に具体的な対策を
- 目標14:海の豊かさを守ろう
- 目標15:陸の豊かさも守ろう
- 目標16:平和と公正をすべての人に
- 目標17:パートナーシップで目標を達成しよう
対岸の火事ではない
目標の中には「貧困をなくそう」など日本に住んでいると実感がわかないため、結局開発途上国だけの目標なのかと思われるかもしれません。
しかし、日本の子どもたちでも6人~7人に1人が貧困だと言われています。
日本単体で考えるのではなく、ひとつの地球・一員であるという考え方が必要なのです。
遠い国で起きている問題も、地球の中の話であると捉えれば、この目標への考え方も変わってくるのではないでしょうか。