投稿日:2020年07月06日/更新日:2023年10月24日
個人がSDGsに取り組むメリット
SDGsにある17の目標は、個人だけで解決できそうにないものばかりです。
解決はできなくても貢献はできます。
国連が伝える、持続可能な社会のためのSDGsアクションがありますが、
意外と簡単で、何より節約につながることが多い印象です。
【国連が伝える、持続可能な社会のためのSDGsアクション】
それだけ私たちは常日頃「地球にとって悪いこと」をしていると言えますが、
多くの人がこのSDGsアクションを行うことが、目標達成への近道となります。
国同士の協力、企業の取り組みだけではなく、個人の協力も大切
コンビニやスーパーで買い物を当たり前にしていますが、商品パッケージの包装がプラスチックのものが多く、
商品を購入する側が、これを別の素材に変えることなんてできません。
消費者としては、環境への影響を無視した商品を買わないようにするというのも一つの手段ですが、
そんなことをいちいち考えながら、いつも買い物をすることは難しいですし、
商品の選択の幅が限られてしまいます。
結局は商品を作り、提供する側が環境配慮型のパッケージに変えていかなければ、改善されないのが事実です。
ポテトチップス(カルビー)やキットカット(ネスレ)などで環境配慮型のパッケージに変えた商品が発売されていますが、こういった動きがもっと拡大し、当たり前化していかなければ、この先も環境への影響は変わらないでしょう。
環境配慮型の紙パッケージの他に、アサヒ飲料やコカ・コーラなどが取り組んでいるラベルレスのペットボトル製品も発売されています。主に通販や宅配を中心に行われている取り組みで、まとめて購入する箱買いだけに適用されます。理由としては、商品には必ず原材料名などを記載しなければいけない法定表示があるため、この表記を各商品ラベルに記載するのではなく、箱自体に記載することで、ラベルレス化が可能となっています。
ペットボトル自体はリサイクルマークなどを記載しなければいけない法定表示があるため、ペットボトルの蓋や小さなシールで表記されています。
ラベルレスにすることで「廃棄物量削減による環境負荷の低減」につなげることが狙いであり、消費者側としては飲み終わった後の分別の手間が省けるというメリットがあります。
SDGs貢献による個人メリット
エコにつながる行動をすれば、ほとんどがSDGsに貢献するようにも思えます。
ようするに、個人としてのメリットは
「節約につながる」
というのが大きいのではないでしょうか。
節電をすることでSDGsの7つめの目標にある「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」に貢献できています。
電気は石油、石炭、天然ガスなどの化石燃料で作られているものが多く、次いで原子力発電です。
化石燃料から電気をつくる工程で、多くの二酸化炭素が排出されます。
原子力は事故が起きた時の地球への影響が大規模なため、とてもクリーンなエネルギーとは言えません。
風力発電、水力発電、太陽光発電、バイオマス、地熱発電などの再生可能エネルギーに切り替えることが出来れば、クリーンなエネルギーで大きく貢献できることになります。
原子力発電のようにたくさんの電気を作り出すことができるか分かりませんが、節電、省エネと組み合わせれば実現できるかもしれません。
2020年現在では、太陽光発電で中国がトップを走り、アジア圏にシェアを伸ばしている最中です。
一方日本は、石油などのエネルギー資源を海外から輸入している国のため、再生可能エネルギーを早急に導入していく必要があります。
節電をする
化石燃料の利用による二酸化炭素排出を削減。
地産地消で新鮮な食べ物を
輸入による二酸化炭素排出を削減
エコバッグやマイボトルで節約
レジ袋は石油からできているので、化石燃料の節約やゴミの削減。また、レジ袋の有料化が進んでいるため節約にもなる。
これ以外にも、SDGsへの貢献で個人にとってのメリットにつながるものがあるかもしれません。
一人一人が取り組んで、そのメリットを見つけてみてください。
個人でできるSDGsへの貢献方法
個人のメリットが分かったけれども、何をすればいいかが分からない方のために、
個人で行えるSDGsへの貢献方法をまとめています。
実際のところ、ほとんどがエコや節約につながるアクションになるので
ぜひ取り組んでみてください。
【私たちにもできるSDGs貢献】
また、当サイトでは「エコ、SDGs」への取り組みに、ハッシュタグ「#sdgs_japan_action」を付けて、
多くの方に投稿していただくSNSでの取り組みを行っています。
もっとSDGsを身近に感じてもらい、エコ・省エネ・環境問題・社会問題に関心をもってもらえるように、
そして皆さんの節約につながればと思います。
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