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投稿日:2021年01月25日/更新日:2023年10月24日

LEDライトって実際お得なの?LED化のメリット、デメリット

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LEDライトって実際お得なの?LED化のメリット、デメリット
近年、私たちの周囲の照明にLEDが使われることも珍しいことではなくなりました。
今や家庭のシーリングライトや自転車のヘッドライト、信号機にまでLEDは使われています。
そんなLEDですが、導入することにはどのようなメリットやデメリットがあるか考えたことはありますか?
今回は、LEDの活用例やLEDを使うことのメリット、デメリットをご紹介します!

そもそもLEDとは?

LEDとは?
LEDとはLight Emitting Diode(光を放つ半導体)の略で、その名の通り光を発する半導体装置です。
発光ダイオードとも呼び名もあるのでそちらの方で親しみがある方もいるのではないでしょうか。
1996年に白色のLEDが実用化されてからは公共の場や家庭で急速に普及が進み、今やLED照明は私たちの生活に無くてはならないものとなりました。

実はこんなところにも?身の回りのLED活用

どのような場所にLED技術が取り入れられているのか、実例を見てみましょう。
普段見落としているような場所にもLEDが使われていることに気づくことができるはずです。

事例①車のヘッドライト

車のヘッドライト
近年、振動に強いLEDはさまざまな乗り物で多く使われています。
例えば近年製造されている自動車のヘッドライトは、ほとんどLEDのものが搭載されているんですよ。
飛行機や新幹線の照明にも使われているので必ず目にしているはずです。

事例②カフェのおしゃれな照明

カフェのおしゃれな照明
一概にすべてのカフェの照明がLED化されているとは限りませんが、電球のような暖かい色をした照明も、実はLEDということは結構あります。
技術の進歩により自由な調光が可能になったので、雰囲気に合わせて色調を変えることができるんです。

事例③フルカラーディスプレイ

屋外広告
こちらは屋外広告で用いられている事例です。
昼夜問わず見やすい広告を表示する方法として、現時点で最も有効だとされているのがフルカラーLEDディスプレイです。
ふと見上げた先にあるその広告はLEDでできているかもしれません。

3つの例を紹介しましたが、これ以外にもたくさんの場所でLEDは活躍しています。
あなたの身の回りの活用例をぜひ探してみてくださいね。

LED導入のメリット

さて、いろいろな場所で急速に導入が進んだLEDですが、実際に自分の環境で導入するとなるとどのようなメリットやデメリットが生じるのでしょうか。
ここでは代表的なメリットおよびデメリットを簡潔にご紹介します。

メリット①消費電力が少ない

消費電力が少ない
LED照明は白熱電球と比較すると消費する電力が少ないため、ランニングコストを大幅に抑えることができます。
ここでいうランニングコストとは主に電気代の事です。
私の実家では家中の照明約15本ほどをすべてLEDに変えたところ、月あたりの電気代を5000円ほど削減することができました。
照明のLED化による効果は照明のタイプや本数、使用状況に大きく左右されるため、一概にこの効果を保証するものではありませんが、高額な電気代に悩まされている方はぜひLED導入を検討してみてください。

メリット②寿命が長い

寿命が長い
LED照明の主な特長として消費電力の少なさとともに挙げられるのは、その寿命の長さです。
LED照明は白熱電球のように球切れを起こすことはありませんが、使えば使うほど明るさをだんだん失ってしまいます。
そこで、明るさが最大発光時と比較して70パーセントを下回った時点で、LED照明の寿命は終了したとみなされます。
その寿命は約4万時間ともいわれ、従来の白熱電球の寿命よりもはるかに長くなっています。
照明を白熱電球からLEDに切り替えることで、電球を取り換える際の時間的・労力的コストの削減を期待できるんです。

メリット③虫が寄り付かない

虫が寄り付かない
意外と知られていないLEDの特長なのですが、LED照明は紫外線をほとんど発さないため、紫外線に集まる習性のある虫を寄せ付けることがありません。
しかし、LED照明が全く虫を寄せ付けないというわけではなく、紫外線に引き付けられる習性を持たない一部の虫が集まってしまう可能性はあります。
それでも蛾やカナブンなどの虫を避けることができるため、夏の虫によるストレスを抑えることはできるでしょう。

LED導入のデメリット

LED導入のデメリット

白熱電球と比較してたくさんの長所を持つLED照明ですが、逆に短所もあります。
しっかりとLEDの特性を理解してLED照明を導入するためにも、デメリットを知っておく必要があります。
ここではLED照明の代表的な短所として挙げられる2つの特性を導入のデメリットとしてご紹介します。

デメリット①初期コストがかかる

白熱電球と比較するとLED電球の価格は高い傾向にあります。
原料として特殊な素材を用いていることや、製造にコストがかかることが値段が高い原因です。
短いスパンのみで比較すると、コスト面で白熱電球に軍配が上がるのは事実です。

デメリット②熱に弱い

白熱電球はその名の通り光とともに熱を発しますが、LED照明はあまり熱を発しません。
これは熱を発しないというより、LEDが熱に弱いため熱を発しないように工夫をしているということなのです。
製品に熱対策がしっかりとなされていなかったり、高温環境で使用したりすると、LEDはベストパフォーマンスを発揮することができません。

LEDを選んで賢く、地球にやさしく。

LEDを選んで賢く、地球にやさしく。
いかがでしたでしょうか?
LEDのメリットやデメリットを中心にLEDについて解説をしました。
LED製品はたくさんのものが販売されていますが、その中でも信頼性の高い製品を選ぶことで結果的にコストパフォーマンスを高め、節約することができます。
また、長期間使用することでごみを減らすことができ、SDGsの目標12:「つくる責任 つかう責任」の「つかう責任」を果たすことにもつながります。
ご自身のニーズや予算と相談しながら、LEDを使ったエコで快適な生活を実践してみてくださいね。