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投稿日:2021年02月01日/更新日:2023年10月24日

万能ベジブロスでおいしい料理を

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万能ベジブロスでおいしい料理を
皆さんは「ベジブロス」というものを聞いたことがありますか?
名前だけは聞いたことがある…という方も多いのではないでしょうか。
今回はそんなベジブロスにフォーカスしてみました。

料理をする際に出た野菜の切れ端をベジブロスにすれば、ごみを減らすことができるのと同時に、料理を美味しくすることができます。
誰でもベジブロスを簡単に作ることができるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

ベジブロスとは?

ベジブロスとは

そもそもベジブロスとは

そもそもベジブロスとは
ベジブロスとは、野菜のへたや皮、切れ端などから作る野菜だしのことです。
料理をする際に不要になった部分は捨ててしまいがちですが、皮や切れ端にはたくさんの栄養素やうまみが詰まっているのです。
ベジブロスにすることで、そうした栄養素やうまみをだしとして取り出すことができます。

ベジブロスを作ることのメリット

ベジブロスを作ることのメリット
ベジブロスを作るとどんなメリットがあるのでしょうか?
まずは、ごみを減らすことができるということが挙げられます。
これまでは捨てていた部分も、ベジブロスの材料として活用することで、ごみではなくなります。
その結果、ごみを焼却する際に発生する二酸化炭素の量を抑えることができます。

また、ベジブロスを活用することでスープやポタージュなどの料理を簡単に作ることができるようになるので、時短効果もあります。
忙しい時にはベジブロスを加熱して、そのまま飲むことだってできます。

ベジブロスの作り方

ベジブロスの作り方
それでは、ベジブロスの作り方です。
用意するものはほとんどの家庭にあるものだけで、作り方もとても簡単なので、今日からでも作れますよ。

用意するもの

用意するものはたった三つです。

  • 野菜くず・・・300g程度
  • 水・・・1リットル
  • お酒・・・小さじ1杯

①材料を用意する

材料といっても先ほどの3つのみです。
ただ、香りが出る野菜が少ない場合や風味を追加したい場合には、黒こしょうやだしの素を追加してもGoodです。

②鍋に材料を入れ、加熱する

まずは上記の材料をすべて鍋に入れ、弱火で加熱しましょう。
じっくり、コトコト、辛抱強く待ちましょう。

③煮立ったら完成

一通り煮たら、だしの完成です。
あとは野菜くずを取り除くだけ。とっても簡単でしたね。

作ったベジブロスは料理のベースを作るだしとして使ったり、そのままスープにして楽しんだりすることができます。
ベジブロスの保存期間は冷蔵の場合は3日間、冷凍の場合は1か月間です。
たくさん作った場合には容器に移して冷凍することをおすすめします。

ベジブロスの活用

ベジブロスの活用
せっかく作ったベジブロスですから、存分に活用しましょう!
ここで少しだけ、ベジブロス活用のヒントをお教えします。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

おすすめは基本のベジブロススープ

おすすめは基本のベジブロススープ
ベジブロススープの作り方は、いたって簡単。
お好みの野菜を食べやすい大きさに切り、バターで炒めます。
そしてそこにベジブロスを投入し、5分煮込むだけでスープの完成です。
寝起きや夜のひとときにどうぞ。

他にもたくさんのレシピが

基本のスープの他にもベジブロスをベースにしてピラフやトルコライスなどさまざまな料理を作ることができます。
いつも作っている料理のだしとしてベジブロスを活用してみるのも良いかもしれません。
どんな料理との相性も良いベジブロス。ぜひ存分に使ってくださいね。

ベジブロスの注意点

ベジブロスの注意点
大抵の野菜はベジブロスに加工することができ、とても便利です。
しかし、その一方でベジブロスを作る際の注意点もあります。
ここでは特に二つの注意点をご紹介します。

まずひとつは、苦みを出してしまう野菜があるということです。
ゴーヤやキャベツ、玉ねぎの皮などは苦みを生み出すので要注意です。
しかし、苦さを求める人も一定数いますし、入れてはいけないというわけではありません。

次に、農薬の問題です。ベジブロスを作る際には、主に野菜のへたや皮など、野菜の表面部分を多く使います。
栽培時に農薬を散布していた場合、表面には農薬が付着してしまいます。
そのままベジブロスにしてしまうと農薬を摂取してしまうことになるので、注意が必要です。
農薬をベジブロスに入れないようにするには、野菜の皮をしっかりと洗うか、無農薬栽培の野菜を選びましょう。

ベジブロスで二酸化炭素削減に貢献

ベジブロスで二酸化炭素削減に貢献
ベジブロスを作ることで、これまで野菜のすみずみまで活用することができます。
そしておいしい野菜だしを取ることができるので、まさに一石二鳥です。
また、ベジブロスにした後の野菜くずをコンポストに入れると、より地球にやさしいですよ。
ごみを減らし、ごみを燃やす際に発生する二酸化炭素を抑えましょう!