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投稿日:2021年03月12日/更新日:2023年10月24日

「持つ」時代から「シェアする」時代へ、シェアリングエコノミーのススメ

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「持つ」時代から「シェアする」時代へ、シェアリングエコノミーのススメ
少し前まで、自分で使うものは自分で所有するのが当然でした。
ものによっては「借りる」という選択肢もありましたが、あくまで他の人のものを使わせてもらうという認識でした。
それが近年、急速にものを「シェア(共有)する」ことが浸透し始めました。
あえて自分でものを購入せず、シェアすることで得られるメリットはどのようなものなのでしょうか?
実際のサービスを紹介しながらご説明します!

シェアリングエコノミーとは

シェアリングエコノミーとは
ものや場所、サービスを自分以外の人と共有することで自分の経済的な負担を減らすというシステムのことです。
共有する相手は自分の家族や友人にとどまらず、目的が一致した幅広い層の利用者となります。
自分一人でものを所有した場合と比較して、たくさんのメリットがあるので近年さまざまな分野で急速に普及しています。
共有するものは車や腕時計、農地まで多岐にわたります。
あなたも、気軽に自分の「できる」を増やすことが可能になるかもしれません。

シェアリングエコノミー利用のメリット

シェアリングエコノミー利用のメリット
最近、なんでも「シェア」って聞くけど、そんなにいいの?とお思いの方もいるでしょう。
シェアリングサービスを利用することで得られる良いことはたくさんあるんですよ。
特に3つの大きなメリットをご紹介します。

所有した場合と比べて圧倒的にお得

1年に数回しか使わないものであれば、その都度シェアリングサービスを使ってものを使った方がお得です。
特に車やプロジェクターなど、ひとつ数十万円、数百万円するようなものは購入するとなると負担がかかります。
使いたいときにだけ、少額の料金で使う。そんなスタイルを実現できるのが最大のメリットです。

気になるものを試せる

時には「お金がかかっても所有したい」というものもあるでしょう。
そうした際にはお試しとして、一度シェアリングサービスでお目当ての商品を探してみてはいかがでしょうか?
高額な商品を購入しなくてもお試しできるので、商品の比較がしやすくなります。
気分によって使うものを変えたいという方にもおすすめです。

管理をしなくて済む場合が多い

シェアリングサービスの場合、貸し出されるものの管理やメンテナンスはサービス提供会社が行うことが多いです。
自分で購入したものの管理は自分で行わなくてはなりませんが、シェアすればその心配はありません。
管理やメンテナンス費用は利用料に含まれているので、金額面でもお得感があります。

シェアリングエコノミー利用のデメリット

シェアリングエコノミー利用のデメリット
シェアリングサービスのメリットをご紹介しましたが、一方でデメリットもあります。
しっかりメリット・デメリットを検討して利用するかどうか考えてみてください。

たくさん使うなら割高

確かにシェアリングサービスで利用できるものを購入する場合、シェアするよりも値が張ります。
しかし、裏を返せば一度購入してしまえば半永久的に使い続けることができるものもあるはずです。
そういった観点から、長い目で見ると購入した方がお得になることもあります。

使いたくても空いていない時がある

シェアする、ということはつまり1つのものに対して複数の利用者がいるということです。
自分が使いたい!と思ったものがあったとしても、その時に他の人に使われていれば借りることはできません。
こうしたデメリットはシェアリングエコノミーならではです。

どんなものがあるの?実際のサービスをご紹介

今やシェアの代名詞!カーシェア

いまやシェアするものの定番となった車。
新車を購入し、維持していく上でかかるお金は決して少なくありません。
車両代の他に税金や駐車場代、保険料にメンテナンス費用…。考えただけで頭が痛くなってきます。
これがカーシェアであれば、かかるのは実際に利用した時間料金のみ。1時間数百円で車を気軽に使うことができます。
カーシェアリングの最大手は「タイムズカーシェア」。
全国のタイムズの駐車場を使って車をシェアしているので、ステーションも多く非常に便利です。

タイムズカーシェア公式サイトはこちら

特別な写真を撮影できるカメラシェア

「カメラのシェアリング」と聞くと、カメラを貸してくれるの?と思いますが、それは半分正解で半分違います。
これは主要な観光地に常設されている高画質なカメラで記念撮影ができるというサービスです。
通常私たちが撮影することができない場所から撮影が行われるので、思い出にも残ります。
撮影はインターネットから簡単にできるので、気軽に利用できます。
カメラシェアで最も有名なのは「PaN」というサービス。
撮影スポットもたくさんあるので、ぜひフォトスポットでサービスを使えないか探してみてください!

PaN公式サイトはこちら

「持たない」暮らしで地球にやさしく、節約を。


年に数回しか使うことのないものにお金をかけるのはもったいないですよね。
せっかく買ったものもさまざまな理由でごみになってしまうこともあります。
そうしたごみを減らし、地球にやさしい生活を送るためにもシェアリングエコノミーを推進していく必要があります。
その結果、SDGsの目標12:「つくる責任 つかう責任」を果たすことにもつながります。
既にシェアリングエコノミーは社会に浸透しているので、利用のハードルは非常に低くなっています。
必要な時、必要なだけ使うことで、購入するよりも使うお金を抑えつつ環境に良い暮らしをしてみませんか?