投稿日:2021年09月02日/更新日:2023年12月04日
不要な服は3つの方法で生まれ変わる|活用法と回収場所
あなたは、着なくなった服をどうしていますか?
実は、不要になった服にはその後の使い道がたくさんあります。そのまま捨ててしまっているなら、それはすごくもったいない!今回は、不要になった服が誰かのためになる、服の寄付やリサイクルについて解説します。
自分は不要だと思っていてもどこかで再びその服が輝くこともあるかもしれません!ぜひこれをきっかけに、いらなくなった服の処分方法を見直してみてください。
服はどのようにリサイクルされるの?
近年話題になりつつある「服のリサイクル」ですが、リサイクルに出した服がその後どうなるのかご存知ですか?また、服の寄付をするとどのような場所で、どのように活用されるのでしょうか。少し見てみましょう。
リサイクルに出された服
古着として再利用ができなくなった服はリサイクルに出され、繊維をほぐした上でもう一度編み直されて布製品に生まれ変わります。
また、場合によっては燃料として再利用される場合もあります。着ることができなくなってしまった服は積極的にリサイクルに出し、さまざまな場所で役立ててもらいましょう。
寄付された服
寄付はリサイクルと少し似ているように思えますが、リサイクルは服を分解して活用するのに対し、寄付された服は分解されずに必要としている国や地域の人々に配布されます。
また、服を購入するお金がない人たちへの支援になるため、社会貢献の一環として服の寄付をするケースも。
いらなくなった服がまだキレイで、着ることができそうなのであれば、ぜひ寄付を検討してみてください。
服のリサイクル・寄付を行なっている店舗やサービス
ここで服のリサイクルを行なっていたり、寄付を受け付けていたりする団体や店舗をご紹介します。お近くにこうした場所がないか探してみてくださいね。
【リサイクル】ユニクロ・GU
ユニクロとGUでは全商品を対象に、「RE.UNIQLO」というリサイクル運動を行なっています。
店内の回収ボックスまたは店舗のスタッフに問い合わせることで回収が可能です。着なくなったユニクロやGUの服に心当たりがあれば、ぜひ店舗に足を運んでみてくださいね。
【リサイクル・リユース】無印良品
無印良品でも「ReMUJI」というリサイクル・リユース活動を行なっています。
衣料品の他にシーツや枕カバーなどの布製品を回収してリサイクルをおこなうか、状態が良いものは染め直してリユース品として再販。そのほかはバイオエタノールの原料として生まれ変わります。
【寄付】日本救援衣料センター
「日本救援衣料センター」は、服の寄付を受け付け、発展途上国の人々へ譲渡活動を行なっている団体です。
いらなくなった服を指定の場所に送付すると、服を必要としている人たちへ送ってくれます。
自分の着なくなった服がどこかの誰かのためになっていると思うと、嬉しいですよね。
【寄付】ケアインターナショナル
「ケアインターナショナル」では、寄付したものを資金に変え、それを元手に支援活動を行なっています。
本当に必要なものを支援することができるので、こういった形の寄付も選択肢に入れてみてください。
服以外のものの寄付も受け付けているそうです。
いらなくなった服は誰かのために使おう
服をリサイクルしたり、寄付することはSDGsの目標12「つくる責任 つかう責任」を果たすことにつながります。
極力ゴミを出さないことで環境への配慮ができるのと同時に、困っている人たちの支援が行えるチャンスです。
クローゼットを見直し、着ていない服がないか探してみましょう。