投稿日:2020年08月12日/更新日:2023年10月24日
毎日の買い物からエコアクション!地球に優しいグリーン購入
毎日の買い物の中でも、地球環境を守るために私たちができることはたくさんあります。
今回は、環境を守るために取り組んでほしい『グリーン購入』についてのお話です。
地球に優しい買い物!グリーン購入とは?
グリーン購入とは、本当に必要なものか考えて購入し、購入するときは品質や価格だけではなく、環境のことを考えて「長く使えるもの」「ごみが少ないもの」「環境に配慮して作られているもの」を選んで買い物をすることです。
毎日の買い物の仕方を見直すことで、私たちの買い物は地球環境を守ることに繋がります。
本当に必要か考えてみる
余分に食材を買いすぎて、腐らせてしまったり、食べきれなくて処分してしまったことはありませんか?
実は、食材がもったいないだけではなく、ごみを処理するには多額のコストがかかってしまいます。また、可燃ごみとして燃やすことでCO2が排出され、焼却後の埋め立てによって環境にも負荷がかかってしまいます。
余分に買いすぎないようにするために、買い物に行く前は必ず冷蔵庫をチェックしましょう!そして必要な食材を必要な時に必要な分だけ購入するようにしましょう。
賞味期限・消費期限を確認しよう
全ての加工食品には、賞味期限・消費期限 のどちらかが表示されています。
定期的に冷蔵庫の中を整理して、知らないうちに期限が切れていた!なんてことがないようにしましょう。
また、消費期限は品質の劣化が早い食品に表示されているので、買い溜めをしないように心がけ、期限をしっかり確認して計画的に食べ切りましょう。
環境ラベルをチェックしよう
環境ラベルとは、製品やサービスのエコ情報を一目でわかりやすく消費者に伝える表示!
環境保全に役立ち、環境への負荷が少ない商品につけられるエコマークや、古紙を原料に再生利用した製品であることを示すグリーンマークなど、買い物に出かけると色んな所で環境ラベルを見かけると思います。
商品を選ぶときはこの環境ラベルを意識して、地球にやさしいものを選んでみるのもいいですね。
旬の食材を選ぼう
ハウス栽培などは、栽培から収穫まで、様々なエネルギーを必要とします。 一方旬の食材は、季節の気候に合わせて栽培され、必要なのは自然のエネルギーのみ!余分なエネルギーを消費しないので、CO2の排出を削減できます。
また、なるべく地産地消を意識して、地元や近くでとれた食材を選ぶようにし、飛行機や船、トラックなどの輸送にかかるエネルギー消費(フード・マイレージ)を減らしましょう。
エコバッグを持ち歩く
買い物に行くたびに増えていくレジ袋。意外とそのままごみになってしまうことが多いですよね。
レジ袋などのプラスチックごみは、雨や風によって川に飛ばされ、海に流れ込み、海洋プラスチックごみとなってしまうことが多く、現在世界的に大きな環境問題となっている海洋プラスチックごみは、海を汚染するだけでなく、海に住む生き物にも影響を与えています。
また、日本は1人当たりのプラスチック容器包装の廃棄量が世界第2位! 大量に使用され続けるレジ袋は、焼却処理する際に多くのCO2を発生します。
プラスチックごみ削減、CO2の削減を意識して、エコバッグを持ち歩いてみましょう。7月からスタートしたレジ袋の有料化は良いきっかけになりそうですね。
つめかえ用を買ってみる
シャンプーや洗剤を買う時は、つめかえ用を買ってみましょう。
つめかえ用を購入することでプラスチック容器のごみ削減につながります。また最近では、詰め替え用の袋ごと入れて使える容器が販売されています。毎回洗う必要もなく、袋を入れ替えるだけなので、とても手軽で便利ですよね。
こういったエコで便利なグッズを活用して、プラスチック容器の使用量を減らしていきましょう。
毎日の買い物でどのような選択をするか、そのひとつひとつの積み重ねが環境への負荷を減らすとことに繋がっています。
まずは毎日の買い物から!『グリーン購入』を意識してみましょう。