わたしたちができること

投稿日:2021年03月05日/更新日:2023年10月24日

お風呂の節水で大幅な節約をめざす!

当サイトはPRが含まれています

 

お風呂の節水で大幅な節約
日本人一人が1日に使う水は約200リットルと言われています。
そしてそのうちの約40パーセント、つまり80リットルはお風呂で使われているそうです。
ちなみに、日常生活で2番目に使用量が多いトイレでは、1日約40リットルの水が使われています
この数字を聞くと、いかにお風呂でたくさん水が使われているか分かりますね。
裏を返せば、この水の使用を抑えることができれば地球環境や家計には大きな影響を及ぼすことになります。
この記事を参考に、ご家庭で節水を心掛けてみてください。

そもそもシャワー、浴槽でどれくらいの水を使っているの?

そもそもシャワー、浴槽でどれくらいの水を使っているの
先ほど1日1人当たり約80リットルはお風呂で水が使われていると言いましたが、この数字はあくまで1人あたりなので、実際の数とは異なります。
そこで、シャワーと浴槽を分けて考え、実際使う水の量を算出してみましょう。
まず、シャワーを1分浴びることで使う水の量は12リットルです。
そして浴槽に浸かることができるようにお湯を張ると、180リットル前後の水を使うことになります。
つまり一人であっても、浴槽にお湯を張って入ると相当の量の水を使い、水道料金がかかることになります。

節水することのメリット

節水することのメリット
一見面倒だと思われる節水ですが、節水することのメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
特に大きなものを2つご紹介します。

地球にやさしい

地球は水の惑星と言われますが、飲むことができるレベルの水は非常に貴重なんです。
現実問題、世界にはきれいな水が不足しているあまり、生活に困っている人がたくさんいます。
節水することで、より多くの人にきれいな水をいきわたらせることができるようになります。

また、実は節水には二酸化炭素の排出量を抑える効果もあるんです。
きれいな水を蛇口から出すためには、その過程でたくさんの二酸化炭素を排出することになります。
それは水の浄化や供給といった「水を届ける」過程にとどまらず、排水や下水処理といった「使い終わった後の処理」にも言えます。
水を使う量を減らせば、そうした場所で排出される二酸化炭素を削減することができます。

お財布にやさしい

水の使用量を抑えるということは、水道料金が安くなるということです。
これまで高額な水道料金に悩まされていた方も、少し節水に気を配るだけでお金の負担を軽くすることができます。
節水グッズもたくさんあるので、お財布にやさしい暮らしを比較的簡単に手に入れることができます。

実践!お風呂の節水テクニック3選

実践!お風呂の節水テクニック3選
それでは、具体的にはどのように節水をしたらよいのでしょうか。
実際に私たちが実践できる節水術を3つご紹介します。
自分の生活の中で実践できないかぜひ検討してみてください。

極力シャワーを止める

先ほどシャワーを1分間流し続けると12リットルの水を消費することになるとご紹介しました。
つまり、髪や体を洗う際に1分間シャワーを止めるだけで、2リットルのペットボトル6本分もの水を節約することができるんです。
水道料金に換算するとだいたい1分で1円~2円変わってくることになります。
地域によって水道料金は大きく幅があるので、一概にこの金額とは言えませんが、積み重なればかなりの額になるのは明らかです。

節水シャワーヘッドを使う

節水シャワーヘッドを使えば、今までのシャワーと同じ浴び心地のまま、節水を達成することができます。
中にはヘッドスパや美顔マッサージ機能など、性能面で優れたものや、高いデザイン性のものまでたくさんのラインナップがあるので、選びがいがあります。
ぜひくつろぎのバスタイムを楽しみながら節水をしてみてくださいね。

ペットボトルを浴槽に沈める

ご家庭に必ずあるであろうペットボトル。
まさかこれがお風呂の節水につながるなんて思いもしませんよね。
前日のお風呂の残り湯など不要な水をペットボトルに入れ、浴槽に沈めるとその分だけ水位が上がりますよね。
それを利用して全身お湯に浸かりながらも節水することができます。
入浴に支障がない範囲で、ペットボトルをたくさん沈めれば沈めるほど効果が出ます。
すぐに試せるので是非やってみてくださいね。

日々の心がけで節水を!


節水には、浄水・供給・下水処理などの際に排出される二酸化炭素の量を減らす効果があります。
また、世界中には蛇口をひねってもきれいな水が出ない地域もあります。
節水をきっかけにして、そういった国の人々のことを考え、思いやってみませんか?
きれいな水を使えるのは当たり前なことではないことを認識し、感謝しながら使うようになってくれればと思います。
その先にはきっと地球にも、家計にもやさしい未来が待っているはずです。