投稿日:2021年03月08日/更新日:2023年10月24日
不用品を有効活用して節約を「おばあちゃんの知恵袋」
破れてしまったストッキングやコーヒーかす、あなたはどうしていますか?
今回はこれらの不用品を再利用してエコに暮らす「おばあちゃんの知恵」の数々を紹介。
なんとなく再利用できそうだけど、めんどくさくてそのまま捨てていたという方は必見です。
ゴミだと思うか、資源だと思うか
大前提としてお伝えしたいのは「ゴミだと思ったものはゴミにしかならない」ということ。
実は、身の回りで本当にどうにも活用することができないものは案外少ないです。
一度役目を終えたモノも、再利用することで生まれ変わります!
節約と地球環境へ貢献しましょう。
おばあちゃんの知恵袋で不用品活用3例
不用品を活用するというアイデアは古くからたくさん生み出されてきました。
特に苦しい時代を生き抜いたおばあちゃんの知恵には学ぶべき部分が多くあります。
実際に古くから受け継がれてきた定番の不用品活用術を「おばあちゃんの知恵」として3例紹介します。
おばあちゃんの知恵①「ストッキングで靴磨き」
目の細かいストッキングの繊維は革靴の光沢を出すために最適なので、ぜひ履けなくなったストッキングは靴磨きに活用しましょう。
靴用ワックスを塗った後、丁寧に磨いていくと次第に光沢が出てきます。
ワンポイントアドバイス
ストッキングをそのまま靴磨きに活用しても良いのですが、ひと手間かけるだけで格段に使いやすくなります。
- ストッキングを足先30センチほどのところでカット
- 足先部分に残りのストッキングを丸めて入れて口を縛る
これで使いやすい靴磨きの完成です。
おばあちゃんの知恵②「食品用乾燥剤で除湿」
お菓子や乾麺など、乾燥が必要な場所に入っている乾燥剤。
現在主流なのは「シリカゲル」という乾燥剤です。
こうした乾燥剤は食品の乾燥のみではなく、カビを防止したい場所に置くだけで湿気を吸収してくれます。
おすすめの設置場所は下記のとおりです。
- 靴箱の中
- カメラレンズの保管庫
- 調味料ケースの中
- 押し入れや衣装ケース
- 水回りや洗濯パンの隙間など
この他にもたくさんの活用場所があるので、ぜひご自身で可能性を探ってみてくださいね。
乾燥剤の復活方法
湿気を完全に吸い取ってしまった乾燥剤は、加熱することで再び使えるようになります。
フライパンや乾燥機にかける方法もありますが一番のおすすめは、太陽光での乾燥。
エコかつ安全に乾燥剤を復活させることが可能です。
おばあちゃんの知恵③「コーヒーかすの再利用」
コーヒーかすはそのまま捨ててしまうとただのごみになってしまいますが、活用法はたくさんあります。
消臭剤として活用
コーヒーのかすは高い消臭効果をもっているので、袋に詰めて消臭剤として利用できます。
作り方は簡単で、太陽光でしっかりと乾燥させたあと麻袋に入れるだけで消臭剤の完成です。
靴箱や冷蔵庫の中など、ニオイが気になる場所に置いておきましょう。
コーヒーのにおいもほんのり残るので、靴箱の扉を開けるたびにコーヒーの落ち着くにおいを楽しむこともできますよ。
虫よけとして利用
虫はコーヒーのにおいが苦手。
そのため、コーヒーかすを容器に入れて置いておくだけで手軽に防虫効果を得られます。
また、よく乾燥させたコーヒーかすに火をつけて煙をたくと、蚊取り線香の代わりにも。
本当に蚊がいなくなるので、一度お試しあれ!
肥料として利用
コーヒーかすは土に混ぜることで肥料にもなります。
土の通気性を向上させたり、微生物の住みかになることで土をより豊かにします。
コーヒーかすを日光で良く乾かしたあと、土に混ぜて使ってみてください。
家庭菜園や観葉植物、エコガーデニングの育成にも一役買ってくれるでしょう。
まとめ:知恵を生かして地球にやさしく
一見ごみだと思えるようなものも、アイデア次第で生まれ変わります。
不用品を再び使うことで節約になるだけでなく、ごみを減らすことにもつながり地球環境にも貢献できるでしょう。
おばあちゃんの知恵を活用して、お財布や地球にやさしい生活を送ってみてください。