投稿日:2021年09月21日/更新日:2023年12月04日
くり返し使えるおすすめエコ・キッチンアイテム4選
料理をしているとき「ラップや保存容器をくり返し使えたら都度捨てなくていいし、ストックの心配もないのにな~」と思ったことはありませんか?
今回は料理をするだけでエコ・節約になる「くり返し使えるキッチンアイテム4選」を紹介。
今までの生活スタイルを大きく変えることなく、環境に与える負荷を減らすことができるので、ぜひこの記事を参考に実践してみてください。
環境にやさしいことをしてみたいけれど、少しハードルが高いように感じてしまっている人も必見です。
キッチンから出るごみを少なくしよう
キッチンで調理をすると、生ごみ・プラスチックごみ・紙ごみ。
食品ラップや食品保存袋、ポリ袋やキッチンペーパーなどが例として挙げられるでしょう。
これらの製品は使う際には便利ですが、分別せずに捨ててしまうとリサイクルもできずただのごみになってしまいます。
2020年における全国の一般廃棄物は4,167万トン(東京ドーム約112杯分)、そのうちリサイクル率は20%です。
ごみ処理場や埋め立て、海洋への流れだしなど、地球環境への負担増加につながっています。
これからはできるだけごみを減らし、やむを得ない時にはリサイクルできるようにしましょう。
今日からでもできる!くり返しアイテム4選
ここでは4つのアイテムを紹介します、どれも簡単に活用できるので参考にしてみてください。
①キッチンペーパー替わりに不織布を使う
不織布は昔からキッチンで使われてきたアイテムの1つ。
しかし、手軽なキッチンペーパーを多用してしまいがちになっていませんか?
そういった方はキッチンペーパーの使い方や不織布の活用について見直してみてください。
不織布でも濡れたものを拭いたり掃除に使ったりすることは十分できて、キッチンペーパーでしている家事のほとんどは不織布で代用可能。
使った後は洗って清潔に保てば何度も使うことが可能で、紙の節約にもつながります。
②ラップをシリコンラップに変える
「シリコンラップ」というキッチンアイテムを知っていますか?
シリコンでできた柔らかいシートのようなもので、ラップの代わりに容器にかぶせて使うことができます。
洗って繰り返し使うことができるので、一度購入したら何度も繰り返して使うことが可能です。
一回きりで使い捨ててしまう通常のラップと比較すると、コスパも良く、環境への影響が優れています。
特に選ぶならBPAフリーの商品がおすすめです。
BPAの危険性についてはこちらの記事で解説しています。
③洗って使える安全な保存容器を使う
料理を作りすぎてしまった時や食材を長期間保存したい時、どんな容器に入れていますか?
使い捨ての容器の方が使い勝手がいいからとプラスチック製の簡易容器や保存袋を使う方もいますが、エコの観点からみるとそれはあまり環境に良くはありません。
また、先ほども紹介したようににBPA(化学物質)の危険性もあります。
そのため、ガラスやビンなどの保存容器がおすすめです。
④買い物袋を活用する
レジ袋が有料化してから、ビニール袋は貴重なものになりましたが、いざ持ち帰ると使い方がわからずそのまま捨ててしまうというケースがあるそうです。
買い物袋として購入したレジ袋は、ごみ袋として活用しましょう。
新たに生ごみ処理用の袋を使う必要もなくなるので、余ったビニール袋は積極的に活用しましょう。
まとめ:地球とお財布にやさしく
普段何気なく使っている消耗品をエコグッズに変え、ごみを削減することは環境を守る第1歩。
プラスチックごみを減らすことができれば、近年深刻化している海洋プラスチックごみ問題の解決にもつながります。
キッチンからできることをはじめ、この美しい地球環境と海の生き物たちを守りましょう。また、購入した製品を長く使うことで節約することも可能です。
家庭内で見ても、地球規模で見てもメリットいっぱいの「くり返し使えるキッチンアイテム」の活用で、エコな生活にシフトしてみてください。