投稿日:2021年10月01日/更新日:2023年12月04日
エコガーデニングのメリットと4つの簡単な取り組み方
植物にはストレス緩和の効果があるのを知っていますか?
部屋をおしゃれにするだけでなく、心に癒しや平穏を与えてくれます。
今回は、手軽に家庭でできるエコなガーデニングや観葉植物の栽培についてご紹介します。
手入れもそこまで難しくないものばかりなので、緑のある生活を気軽にはじめてみましょう!
観葉植物のすごい効果
植物を部屋に置くことで得られる効果はたくさんあります。
- リラックス効果
- インテリアとしての視覚的効果
- 乾燥を防げるうるおい効果
- 空気をきれいにする浄化効果
- 雑菌の繁殖を抑制できる抗菌効果
- 有害物質の除去効果
人は植物を見るだけで、精神安定状態を示すアルファ波が増えることが分かっており、これがリラックス効果につながります。
ほかにも、植物自体が光合成することによって、空気を浄化し、うるおいや抗菌効果が期待できるのです。
よく、森林浴や自然が多いスポットに行ったあと、リラックスした気分になることはないですか?
実際に、家の中に緑を増やすことで、森林浴のときのような効果を実感できるでしょう。
では、気軽に始めやすい順にできることを紹介します。
1:小さな緑を取り入れてみる
小さな観葉植物やサボテンなど、手間がかからず水やりも少ない植物を取り入れてみましょう。
おすすめの観葉植物は下記の通り。
- グリーンネックレス
- ザミオクルカス・ザミフォーリア
- ポトス
- サンセベリア
- エアプランツ
水を忘れても、日陰でも元気に育ってくれます。
ガーデニング初心者さんでも、取り入れやすいので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
2:野菜を再生する
豆苗やねぎ、にんじんなど根ごと販売している野菜は、料理に使用した後も残った部分から再生することができます。
再生の仕方は非常に簡単で、残った根の部分を水につけておくだけ。
定期的に水の交換をしていれば、いつの間にか野菜が再び生えてきます。
食費の節約のほか、ゴミを減らすことにもなりますよ。
キッチンに置いておけばちょっとしたインテリアにもなりますし、使いたい時にすぐに手を伸ばせるのでおすすめ。
ハーブ系なら虫よけにもなって、おしゃれ。
3:グリーンカーテンをつくる
夏場の強い日差しを遮るのに効果的なグリーンカーテン。
緑のカーテンによって生み出された日陰は見た目にも涼しげですが、実際にエアコンの消費電力を抑える効果もあります。
また、植物が光合成をする際に二酸化炭素を吸収して酸素に変えてくれるため、地球温暖化を食い止めることも。
グリーンカーテンに適しているのは朝顔やゴーヤなど、ツタが勢いよく成長する植物です。
これらの植物はお手入れも簡単で、成長し始めればほぼ水やりのみで育ちます。
秋に種子を収穫することで次の年も育てられるので、うまくいけば何年もグリーンカーテンを作り続けることが可能です。
4:家庭菜園をしてみる
家庭菜園とは自宅のベランダや庭で野菜を育てることです。
畑がなくてもプランターを使って十分食べられる量の野菜を育てることができるので、以前から多くの家庭で積極的に行われてきました。
小学校の授業の一環で野菜を育てた経験がある方も多いのではないでしょうか。
夏野菜はマンションのベランダでも簡単に育てることができるものが多いので、ぜひチャレンジしてみてください。
自分で作った野菜はひときわ美味しく感じますし、日々の食費の節約にもなります。
水やりの水道代を節約
植物が増えれば増えるほど、与えなくてはならない水の量は増えます。
1回あたりの量は少なくとも、毎日水を与え続けると負担になってくる可能性が……。
そのため、できるだけ植物に与える水はリサイクルした水を活用しましょう。
- 雨水の利用
- 米のとぎ汁
貯水タンクを設置するのは大掛かりですが、雨の日に水をバケツに貯めることで植物に与える水を確保することができます。
また、栄養がたくさん入ったとぎ汁は、植物を元気にさせることができて、無駄も減らすこともできるため、一石二鳥です。
日々に緑を取り入れ、エコな生活を
今回紹介した方法以外にも、家庭に植物を取り入れる方法はいくつもあります。
こうした取り組みはSDGsの下記の5つに当てはまります。
- 目標3「すべての人に健康と福祉を」
- 目標6「安全な水とトイレを世界中に」
- 目標13「気候変動に具体的な対策を」
- 目標14「海の豊かさを守ろう」
- 目標15「陸の豊かさも守ろう」
あなたが無理なくできる範囲で、ガーデニングを楽しみましょう。