投稿日:2024年01月12日/更新日:2024年03月11日
2024年カレンダー|世界動向やユニセフの動き
2024年、世界とユニセフの活動を発表するカレンダーが公表されました。
本記事では、世界の動向と、ユニセフの活動について解説します。
ユニセフとは
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、子どもの権利と成長を促進するために世界で活動する国連機関の1つです。
2024年現在約190の国と地域で、さまざまな形を通して活動しています。
特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置いた活動が特徴です。
2024年 世界動向やユニセフの動き
本章では、2024年度の世界動向やユニセフの活動予定を紹介します。
1月
- 「ダボス会議」(15~19日)
ダボス会議は世界の政治家や経済リーダーが一堂に会し、世界的規模の課題を話し合う会議のことです。
今年はイスラエルのガザ攻撃など紛争が議題になると予想されています。
2月
- 「セーファーインターネットデー」(6日)
- 「国際女性器切除根絶の日」(6日)
セーファーインターネットデーは、より安全なオンラインの世界を目指して、オンラインの子どもの保護に取り組む活動のことです。
一方の国際女性器切除根絶の日は、女性器切除(FGM)慣習を、全世界で終わらせる取り組みを促進するため2012年に制定されました。
3月
- 「子宮頸がん撲滅世界フォーラム」(5~8日)
- 「国際女性デー」(8日)
- 「世界水の日」(22日)
国際女性デーは、女性の地位向上や差別をなくすことが目的です。
また、世界水の日はアジェンダ21で提案され、1993年の国際連合総会で定められた国際デー。
水の保全と持続可能な淡水資源を管理する意識を広めることが目的です。
4月
- 「世界予防接種週間」(24~30日)
6月
- 「育児月間」(1~30日)
- 「児童労働反対世界デー」(12日)
いまでも、世界の10人に1人が児童労働に従事しています。
この児童労働の現状を2025年までに終止符を打つことと、対岸の火事だと思わずに認知を広めることが目的の日です。
9月
- 「未来サミット(Summit of the Future)」(10~24日)
国連の一大イベント。
国連100周年を迎える2045年に向けて、重要課題への協力を強化し、グローバル・ガバナンスのギャップに対処することを目的としています。
10月
- 「世界メンタルヘルスデー」(10日)
- 「世界ポリオデー」(24日)
世界メンタルヘルスデーは、メンタルヘルスの問題に対する意識や関心を高め、偏見を無くして正しい知識を普及するために定められた国際デーです。
一方の世界ポリオデーは、ポリオウイルスによって引き起こされる病気(急性灰白髄炎)の撲滅のための活動を行う日で、さまざまなイベントや催し物が開催されます。
また、10月には「世界食糧デー」もあります。
11月
- 「COP29」(11~24日予定)
- 「世界子どもの日」(20日)
世界の気候変動を話し合う会議COP29は、アゼルバイジャンでの開催が決定しました。
2023年に行われたCOP28(アラブ首長国連邦|ドバイ)について知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
12月
- 「世界エイズデー」(1日)
- 「国際障害者デー」(3日)
- 「人権デー」(10日)
2024年の師走には上記のイベントや記念日が制定されています。
人権デーは、世界人権宣言(1948年)が採択されたことを記念して、すべての人権思想の啓発を行う日です。
例えば、いじめや虐待、性被害、インターネット上の人権侵害、性的マイノリティなどでの不当な差別や偏見など、わたしたちの身近な話題をテーマにしています。
まとめ
ユニセフが行う世界的なイベントや記念日、〇〇デーについて2024年の動向を紹介しました。
紹介した日は一部のものですが、わたしたちの身近なイベントや記念日が多かったのではないでしょうか?
イベントの日はSNSで「〇〇の日なんだって」と発信するだけでも、1つの活動に参加できます。
ぜひ、あなたの活動を世界に広めましょう。