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投稿日:2021年04月02日/更新日:2023年10月24日

無駄のない食事で食品ロスを減らす「おばあちゃんの知恵袋」

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無駄のない食事で食品ロスを減らす「おばあちゃんの知恵袋」
近年、日本では食品ロス(フードロス)が問題になっています。
買いすぎや作りすぎで食品を無駄にしてしまったという経験はありませんか?
また、作った料理に対してごみが多すぎて「もったいない…」と思ったことはありませんか?

「もう食べられない」と捨ててしまう前に本当に食べることができないのか、もう一度考え直してみてください。
今回は「おばあちゃんの知恵袋」として食品ロスを減らすための3つのアイデアをご紹介します。
ぜひこうしたアイデアを活用して「まだ食べられる」ものを増やしてみてください。
これらのアイデアを活用することで食品ロスを減らし、節約にもつなげることができます。

おばあちゃんの知恵①「皮まで使う夏みかんマーマレード」

皮まで使う夏みかんマーマレード
夏みかんといえば、皮をむいて、中身を食べるイメージです。
なかなか生の状態で皮まで食べるというのはしませんよね。
でも、マーマレードなら、皮まで無駄なく使い、深い味わいを楽しむことができます。
作り方はシンプルなのでぜひ気軽に挑戦してみてください!

用意するもの

材料は夏みかん1個とグラニュー糖300g、そして水のみ。
あとは調理器具として包丁や鍋を用意するだけです。
夏みかんさえ買ってくればすぐに作ることができるんです。

作り方

  1. 皮に包丁で切り込みを入れ、内側の白い部分を取り除きながら皮むきをします。
  2. 皮を薄切りにし、沸騰したお湯で1分茹で、冷水にとります。これを3回繰り返します。
  3. 皮を水を張った容器に入れ、冷蔵庫で12時間ほど寝かせます。
  4. 皮は冷蔵庫から出して水気を切り、刻んだ実と一緒に10分ほど煮込みます。
  5. グラニュー糖を100g加え、追加で20分、混ぜながら煮込みます。
  6. グラニュー糖を100g追加し、10分煮込んだら残りのグラニュー糖をすべて入れ、つやがでるまで10分煮込みます。
  7. 冷まして容器に移し替えたら、完成です!

これだけの手順で夏みかんを美味しく皮までマーマレードとして楽しむことができます。
パンに塗ったり、紅茶に入れたりと考えるだけでわくわくしますね。

おばあちゃんの知恵②「硬くなったお餅を美味しく食べる方法」

硬くなったお餅の再生方法
寒くなるとお餅が食べたくなりませんか?
よく焼いたお餅はとても美味しいですが、温めたもののお餅をしばらく放置してしまい、硬くなってしまったことはありませんか?
そんな時、おいしく食べるのは諦めてしまいがちですが、実はこうしたお餅も活用することができればおいしく食べられるんですよ。

硬くなったお餅の再生方法

硬くなってしまったお餅はたった2ステップで再びおいしく食べられるようになります。

  1. お餅全体を水にくぐらせ、湿らせます。
  2. お皿にラップをして電子レンジ(600W・2分)で加熱します。

とっても簡単でしたね。硬くなってしまったお餅はひと手間加えることでかなり変わりますので是非お試しあれ!

おばあちゃんの知恵③「野菜の皮や残り野菜でかき揚げを楽しむ」

野菜の皮や残り野菜でかき揚げを楽しむ
野菜を料理する際、大抵皮が残ります。
この皮は捨ててしまいがちですが、一工夫で立派な食材に変わります。
実は野菜の皮にはたくさんの栄養素が含まれているので、健康にもいいんですよ。
冷蔵庫に残った野菜も加えておいしいかき揚げにしましょう!

用意するもの

  • 野菜の皮や残り物の野菜
  • 小麦粉大さじ5
  • ビール100ml

材料はたったこれだけ。あとは揚げ物の準備をするだけです。

作り方

  1. 具材を千切りにします。
  2. ボウルに具材とビール、小麦粉を入れて混ぜ合わせます。
  3. スプーンやおたまですくいながら具材を揚げます。
  4. カラッと揚がったら、完成です。

通常の揚げ物の手順とそんなに変わらないので、普段慣れている方法で揚げても問題ありません!
また、かき揚げにお好みの材料を足してみるのも良いと思います!

「食べられる」を増やして食品ロスをなくそう

「食べられる」を増やして食品ロスをなくそう
普段捨ててしまうようなものも美味しく食べることができるので、食品ロスを減らすことができます。
案外本当に食べることができない部分は少ないものです。
「食べられない」と思ったものも、おばあちゃんの知恵を使っておいしく料理にしましょう。
食品ロスを減らすことができ、またSDGsの目標12:「つくる責任 つかう責任」を果たす事にもつながります。
少しでも食べられるものを増やし、少ない材料でも豊かな食生活を送ってみませんか?