投稿日:2025年02月03日/更新日:2025年02月03日
【2025年2月版】SDGsに関する記念日まとめ|イベント情報も紹介
本記事では、2025年度2月のSDGs記念日を紹介します。
SDGs・サスティナブルなイベント企画や、情報収集に役立ててください。
また、2月に開催されるイベント情報もあわせて紹介します。
この機会に、よりSDGsについて理解を深めてみましょう。
SDGsに関する記念日一覧|2025年2月
2025年2月度のSDGsに関連する記念日は以下のとおりです。
- 2月2⽇世界湿地の⽇
- 2月4日世界がんの日
- 2月11日科学における国際女性と女児の日
- 2月20⽇世界社会正義の⽇
- 2月22⽇国際友愛の⽇
それぞれ詳しく紹介します。
2月2⽇世界湿地の⽇
「水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」が国際会議で採択された日です。
湿地の保護と重要性を認識し対策を強化するために1996年に制定されました。
世界では1970年~2015年の45年の間に湿地の約35%が消失。
消失スピードは、世界の森林が消失する割合の3倍もの速さで湿地が失われています。
参照:「世界湿地の日」概要及びポスター|環境省
- SDGs:13(気候変動に具体的な対策を)
2月4日世界がんの日(ワールドキャンサーデー)
がんの予防・診断・治療・ケアの向上を目指し啓発活動を行う日です。
毎年新たに100万人が”がん”になる時代で、その患者数は生まれてくる子どもよりも多いとされています。
世界でも主要な病気の1つであるがんについて、早期発見の重要性や治療方法、患者の悩みやケア方法など、幅広く学べる日です。
参照:World Cancer Week 2025 | CancerX
- SDGs:3(すべての人に健康と福祉を)
2月11日科学における国際女性と女児の日
化学分野において、女性・女児の重要な役割を認識し評価する目的で2015年に制定されました。
国連では持続可能な問題解決には、あらゆる才能の総動員が重要と考えています。
多様性そしてジェンダーの平等は最優先事項であり、さらに活躍できるよう支援を強化しています。
2025年は、制定10周年の記念となるため、ユネスコ本部でお祝いイベントを開催予定とのこと。
イベントはzoomなどのオンラインで参加も可能です。
- SDGs:5(ジェンダー平等)
2月20⽇世界社会正義の⽇
世界社会正義の日は、貧困削減・労働の権利・教育機会の平等など、社会的正義の促進を目指す日です。
公正で平等な社会を実現するための重要性を認識し、重要性を強化するために2007年に宣言されました。
- SDGs:10(人や国の不平等をなくそう)
2月22⽇国際友愛の⽇
国際友愛は「国境を越えた世界の⼈々とも、⼿をつなぎ平和で明るい社会を作る」ことを目的に1965年から実施されています。
健やかな子どもを育成するために活動を行っている世界的な社会教育運動「ボーイスカウト・ガールスカウト」の創始者創始者であるロバート・ベーデンパウエル夫妻の誕生日にちなんでいます。
- SDGs:16(平和と公正をすべての人に)
2025年2月|SDGs関連イベント予定
記念日に合わせたSDGsのイベントも開催されています。
本章では、2つのイベントを紹介します。
- SDGs・ESG支援 EXPO
- ごみゼロEXPO 2025 in KYOTO
それぞれ見ていきましょう。
SDGs・ESG支援 EXPO
EXPOは、SDGs推進・ESG投資・脱炭素経営を支援する最新ソリューションが集う展示会です。
業務改善や課題解決のヒントが得られる絶好の機会のため、経営者、SDGs推進担当、ESG担当者、経営企画、管理部門の方々におすすめ。
展示会と並行して、オンラインでセミナーも可能です。
- 日程:2025年2月26日(水)~2月28日(金)各日10:00~17:00
- 場所:幕張メッセ
- SDGs・ESG支援 EXPOの詳細はこちらから
ごみゼロEXPO 2025 in KYOTO
「クリーンアップとプラスチック問題をもっと身近に」とテーマに掲げたイベント「ごみゼロEXPO 2025 in KYOTO」も開催予定です。
東京大学FSI、国連環境計画(UNEP)との共同プロジェクトが実現し、さまざまな視点からごみについて考えられます。
参加費が無料なのもうれしいポイントです。
- 日程:2月14日(金)13:00~17:30(開場12:45~/懇親会18:00〜)
- 場所:QUESTION4階 Community Steps
- ごみゼロEXPO 2025 in KYOTOについての詳細はこちらから
2025年2月はエネルギーについて考える強化月間
2025年2月はエネルギーについて考える強化月間に定められています。
2月は1年の中でも特に冷え込む時期。
暖房の使⽤等によって、エネルギーの消費量が多くなる季節のため、2月は省エネルギーの促進を図っています。
エネルギーに関しては、SDGsの目標である7番「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」にあてはまります。
暖房が過度になっていないか、ムダにエネルギーを使用していないかなど、毎日の暮らしの中で1人ひとりが考え行動することが大切です。
さらに毎月1日は省エネルギーの日と定めているので、とくに2月1日はより省エネルギーを実践できるとよいでしょう。
SDGsに関連する毎月・毎週の記念日
毎月・毎週と定められている記念日も制定されています。
毎日取り組むことができればよいですが、難しい場合はまず毎月・毎週と意識することが「よりよい未来への行動」につながるでしょう。
毎月1日:省エネルギーの日
「エネルギーを使う=燃料を消費する」ということです。
普段何気なく使用しているエネルギーに少し注目し、省エネルギーを意識してみましょう。
- 使わない部屋の電気は消す
- 見ていないテレビは消す
- エアコンの温度を下げるなど
小さな取り組みでエネルギーを抑えられ、省エネルギーと節電(節約)につながります。
毎月17日:国民的SDGsの日
SDGsは17の目標があるため、毎月17日を国民的SDGsの日と制定しています。
「まだ何から取り組んでいいのか分からない」「SDGsについて興味はあるけれど…」といった方もまだまだ多いはずです。
そんな方にも「毎月17日はSDGsの日」と記憶に残るように、そしてそこから興味を持って考えていこうとするための日です。
毎週金曜日:Fridays For Future/FFF
FridaysForFuture(未来のための金曜日)は、2018年8月に当時15歳の少年から始まった運動です。
気候変動への関心の欠如に抗議するため、たった1人でスウェーデンの国会前に座り込みをしました。
気候変動の危機に対し、行動の呼びかけ・対策への提言など、気候変動全般に関心を持ち行動するための曜日です。
15歳の少年が1人で、環境への関心を呼びかける行動力が素晴らしいですね。
まとめ
世界にはさまざまな記念日が制定されています。
近年、SDGsに取り組んでいる企業も多く、記念日と関連させたイベントも多く開催されています。
2040年の目標達成にむけて、さまざまな取り組みが行われているため、ぜひ気軽にチェックしてみて下さい。
本記事があなたのお役に立てば幸いです。