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投稿日:2025年04月03日/更新日:2025年04月03日

身近に潜むLEDライトの危険性!注意点と安全な選び方や使用法を解説

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LEDライトは、省エネルギー性と長寿命によるコスト削減・環境負荷の軽減の観点から、近年日常生活にも定着しています。

家庭の照明に限らずさまざまな分野に普及しており、電気代高騰から節電対策のために取り入れたいと考える方も多いのではないでしょうか。

しかしLEDライトは間違った使い方をすると健康面に影響が出る可能性があるため、注意が必要です。

そこで本記事では、LEDライトの危険性と注意点を解説します。

さらに記事の後半では、安全なLEDライトの選び方や使用方法についても紹介するため、参考にしてください。

そもそもLEDライトとは?

LEDライトとは、通常の電球よりもエネルギー効率が高く、長寿命で消費電力が少ない照明器具のことです。

参照:照明 | 無理のない省エネ節約 | 家庭向け省エネ関連情報|経済産業省資源エネルギー庁

蛍光灯や白熱灯に比べると値段は高めですが、比較的購入しやすい価格設定になっています。

電気代の高騰が続いているため、長期的なトータルコストで見れば圧倒的にLEDライトの方がお得です。

参照:照明 | 無理のない省エネ節約 | 家庭向け省エネ関連情報|経済産業省資源エネルギー庁

近年では、コンビニやスーパーの照明、スマホやタブレット・パソコンなどの液晶画面、街中の街灯や高速道路の誘導灯などにも導入されています。

家庭の照明のみに限らずさまざまな分野に普及し、身近な照明の1つです。

LEDライトの危険性とは?

LEDライトには省エネ・長寿命などのメリットがある一方で、使用方法によっては健康や環境に悪影響を及ぼす可能性があります。

以下が、LEDライトの主な危険性です。

  • ブルーライトによる目や睡眠への影響
  • フリッカー(チラつき)による影響
  • LEDの強い光が網膜リスクを引き起こす
  • 環境汚染への影響

それぞれ詳しく解説するため、内容を把握し使用しましょう。

ブルーライトによる目や睡眠への影響

LEDライトはブルーライト(青色光)を多く含むため、長時間使用すると目の疲れや視力の低下を引き起こす可能性があります

特に、夜間の使用でメラトニン(睡眠ホルモン)の分泌が抑制され、不眠や睡眠の質の低下につながるといった報告もあるのです。

しかし、LEDのブルーライトは肉眼では確認できないため、実感が難しく危機感を感じにくいのが問題点。

近年ではブルーライトが目に与える影響を考慮し、ブルーライトカット用のメガネやパソコン・スマートフォンの設定変更が推奨されています。

フリッカー(チラつき)による影響

一部のLEDライトは高速で点滅(フリッカー)しており、目に負担をかけ、頭痛やストレスの原因になる場合があります

長時間の使用はLEDのチラつきにさらされ、学習や作業の集中力が低下する可能性も高まるため、定期的な休息時間を設けましょう。

モニターやデバイスにフリッカーフリーの技術が搭載されている場合もあるため、対策しておくと安心です。

LEDの強い光が網膜リスクを引き起こす

青白いLEDの強い光は、長期間使用すると網膜にダメージを与えるリスクが指摘されています

網膜へのダメージが続くと、視力の大幅な低下や視野の欠損、てんかん発作を誘発する可能性があります。

健康面での心配がある方は、一度主治医に相談しておくと安心です。

環境汚染への影響

一部のLEDには、鉛やヒ素などの有害物質が含まれており、不適切な処分方法では環境汚染のリスクが懸念されます

また、内部構造が複雑なため、適切なリサイクルが難しいのが原因です。

LEDの強い光が、昆虫の減少や野生動物の影響、天体観測や自然環境に悪影響を及ぼすことも報告されています。

屋外での使用は方法を見直し、破棄する場合はお住まいの自治体のルールに従って処分しましょう。

実際にLEDライトで健康被害は出ているの?

想定されるリスクを4つあげましたが、上記が原因とされる現状での健康被害の報告はありません。

一般社団法人照明学会の資料によると、それぞれの光源が放つ網膜傷害のリスク実験では、白熱電球・蛍光ランプ・LEDライトそれぞれが同じリスク度合であると発表しています

参照:LED 照明の生体安全性について LED 照明の生体安全性について|一般社団法人照明学会

しかし、ブルーライトの影響から、チラつき(フリッカー)や睡眠への健康リスクはもちろん懸念されているため、適切な使用方法や選び方を意識しましょう。

安全なLEDライトの選び方や使用方法

LEDライトのデメリットを認識しつつも、毎月の電気・エネルギー代も気になりますよね。

以下に安全なLEDライトの選び方や使用方法を紹介します。

  • 暖色系(オレンジや電球色)を選ぶ
  • 適切な照度を確保する
  • フリッカーフリーのLEDを選ぶ
  • 寝る前はLEDの使用を控える
  • 夜は間接照明やスタンド照明を活用する

それぞれについて解説するため、上手に取り入れ、節約と安全面を意識しましょう。

暖色系(オレンジや電球色)を選ぶ

LEDライトの中でも、オレンジ色の暖色系(電球色)はブルーライトの量が少なく、目に優しいカラーです。

反対に、白色や青白い光(昼光色)はブルーライトの量が多く、目の疲れや睡眠障害の原因にもなりかねません。

そのため、目への負担を減らしたい場合は暖色系を選択しましょう。

また、昼光色の中にはブルーライトを抑えたLEDもあります。

適切な照度を確保する

LEDライトの明るさは、明るすぎても暗すぎてもよくありません

明るすぎると目が疲れやすくなり、眩しさによるストレスも増加します。

反対に暗すぎても目の負担が大きくなり、視力低下の原因になるため、適切な照度を確保しましょう。

また、目的や場所に応じた最適な明るさの目安があります。

目的や場所 推奨照度
  • 作業や読書
500ルクス以上
  • リビング
300〜500ルクス
  • 寝室
200ルクス以下

光が直接目に入らない位置にLEDライトの角度を調整し、天井や壁に反射させて柔らかい光を作るとさらに快適です。

フリッカーフリーのLEDを選ぶ

安価なLEDライトは、特にフリッカーが発生しやすい傾向です。

「フリッカーフリー」または「ちらつき防止設計」のLEDを選ぶと対策になります

調光機能付きLEDは、最低輝度で使用するとフリッカーが発生しやすく、目に優しいLEDライトを選べば長時間使用しても快適です。

寝る前はLEDの使用を控える

就寝前の2〜3時間の間にブルーライトを浴びると、睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌が抑制され不眠の原因になることが分かっています。

質のよい睡眠を取るためにも、就寝前のLEDライトの使用は控えましょう

また暖色系のライトに切り替えたり、ナイトモード機能付き・スマート電球等を導入し、時間帯に応じて光の色を自動調整するのも1つの方法です。

夜は間接照明やスタンド照明を活用する

どうしても夜間に作業しなければならない場合は、照明の確度や器具を変化させるのもおすすめです。

天井のシーリング照明より、卓上に置くスタンド照明のほうが直接目に光が入りにくい設計になっています

参照:LED 照明の生体安全性について LED 照明の生体安全性について|一般社団法人照明学会

日中は、青色光が多い昼白色や昼光色などの高色温度照明を用いて明るく照明し、夜間は低色温度照明で必要以上に明るくしない、というメリハリのある照明の使い方が理想です。

まとめ|LEDライトは適切な使用、注意が必要

LEDライトは便利な照明技術ですが、適切な使い方をしないと健康や環境に悪影響を及ぼす可能性があります。

長時間使用する場合は、目や健康に優しいLEDを選びましょう。

また本記事では危険性を紹介しましたが、適切に使用・対策を行えば、通常の電球よりも節約につながり快適です。

適切な使用方法や注意点を知り、対策を行いながらうまく使用していきましょう

本記事があなたのお役に立てば幸いです。